2007年祇園祭 鉾建てから巡行まで
2007年は雨の中、7月10日から祇園祭の鉾建てが始まりました。
夜(午後8時ごろ)から四条大橋で神輿洗いの行事が行われ、いよいよ本格的に祇園祭が始まります。
それ以前にも7月1日、長刀鉾町の町内一同が稚児を伴い八坂神社へ参拝する「お千度」
2日に17日の山鉾巡行の順位を決めるため、各山鉾町の代表者が集まり、京都市長の立ち会いでくじをとる「くじ取式」が行われています。
この7月は祇園祭のための神事が一ヶ月間の間に執り行われます。
鉾建ては10日から行われ13日に鉾の引き初めがあり、河原町通りや四条通りではアーケードに提灯が下げられ祇園囃しがスピーカーから流されおり、鉾建てを見る人も時間とともに多くなり祭りの気分を盛り上げています。
鉾の高さは地上から25mあり、鉾の中心に柱を立て一番先にに鉾頭が付きますが、鉾頭の形はそれぞれ鉾によって違いがあります。鉾の組み立てには釘は一切使わず荒縄によって組まれています。
鉾の広さ(囃し方が乗る部分)としては4畳半~6畳ぐらいの広さで40人~50人ぐらいの「囃し方」が乗るそうです。
菊鉾の組み立てで面白いと思うのは、鉾の櫓を横に倒した状態で組み、鉾竿を取り付け榊などの飾り付けを行い後は「てこ」の応用で、鉾を起こしていきます。そうしなければ後からから鉾竿の飾りつけが出来なのです。
17日は午前9時から山鉾巡行が行われますが、巡行のハイライトはなんと言っても四条通り麩屋町通りの角で行われる長刀鉾の稚児による「注連縄切り」だと思います。
そして四条通り堺町で行われる「くじ改め」も面白いと思います。
巡行の一番の見所は各辻で行われる「辻回し」ですが、一番よく知られているのが四条河原町の「辻回し」ですが、本当に見ていて面白いのは新町通り御池の「辻回し」です(左上写真)
ここでは長刀鉾の稚児は鉾から降りていますが、御池通りの広い道から新町通りの狭い道へ鉾を回すのが一番難しそうです。そして、巡行も広い道路を通っていくのも面白いですが、新町通りの狭い道を鉾が通るときは微妙な操作が要求され、見ていても面白いです。
そして、広いとおりでは必要なかった屋根方もこの狭い通りでは重要な役割になってきます。とにかく道は狭く両側に家が建っており、おまけに電柱や電線が通っているので鉾の操作も難しそうです。